荻野文子

荻野文子著。「ヘタな人生論より徒然草」この師走に読む。その一節。
 人間は天地の間で最も霊妙なものである。天地には際限がない。人間の性質もどうしてこれと異なることがあけうか。心が寛大で際限なくおおらかなときは、喜びも怒りもその心を妨げることがなく、外的なもののために心が煩わされることはないのである。
 忙しい年末。又、経済的に厳しい年の末。心を寛大にしたい。一読を進める。
 

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