講談社旧野間道場の床板を使った木製の工芸品
我が家ではただいまお片付け中
何回片付けをするんだと言うほど、本と物が多いのです。
ほとんどが亡き父の事務所の家具類や書類、本など。
これでも千葉のビルに住んでいたときに比べれば5分の1ぐらいになったのでしょうか。
数年に渡り使っていないもの、今後も使用する見込がないものをオークションに出品しています。
そんな片付けの中で出てきた、一品がこちら。
旧野間道場の床板を使った工芸品
平成19年(2007年)まで使用されていた、講談社旧野間道場。
講談社の敷地の再開発のため取り壊されました。
保存するにも資金かかるでしょうし、現在では防災などいろいろ制約があるのかもしれません。
とにかく詳しいことはわかりませんが惜しまれつつ解体されました。
こちらの道場講談社の創設者の野間清治さんが社員教育も兼ねて造ったとあります。
映画などの撮影にも使用された様です。
野間道場(Wikipedia)
野間道場のしおり
http://noma-dojo.my.coocan.jp/PrintNoma_Japanese.pdf
ここでは毎日早朝に稽古が行われています。
父も毎朝通っていました。
私も20年ほど前に父に連れていかれ2度ほど稽古をしたことがあります。
床が柔らかく滑るため足に集中して稽古しないと厳しかった記憶があります。
父は毎朝、6時に家を出てこちらの野間道場に通いそのまま大森の道場連盟事務所、そして千葉の司法書士事務所に通っていました。
この道場にBBC(海外テレビ局)が取材に来た時は、父の稽古姿も映像として流れていて家族が観たのが思い出です。
※そのときの投稿はこちら→「父がBBCの放送に映ってる!」
そんなご縁でこちらの工芸品をいただいたのですが、いただいてからそんなに時を立たずに父は病気になりましたので、飾ることもなく保管されていました。
亡くなってから約10年。父の整理だけでなく自分自身の整理もしています。
父が遺した記念なので取って置こうとも思いましたが、本当に必要かと再三自分の心に聞き、私には必要の無い物と判断。
とはいえ、捨てるのも惜しいものでしたのでこちらに価値を見出してくれる方がいらしたらありがたいなと思っています。
出品したオークションはこちら↓