「心の断捨離」

forgiveness

“Forgiveness” 「許し」という絵のお話をしたいと思います。

上下に流れる二つの流線が最初に見えた。ドクドクと流れるその動きはとてもリアルに感じられて、少し鳥肌がたつくらいだった。もういろんな経験からくるいろんな感情が互いに複雑に絡み合ったり溶け合ったりして一本の流れを形作っていく。

二つの流れを描き終わったとき、私の絵によく出てくる二つを繋ぐ線がやっぱり出てきた!最初は、互いの色が混ざり合った色の線たちが現れて、数本描いた。いつもなならここで終了するタイミングなんだけど、この絵にはまだ先があって、それが最も重要なメッセージを含んでいたんだよね。

上下の二つの流れを結ぶ線たちは、発光しているような明るい黄色に変化して、二つの間を埋め始め。静止画では見づらいんだけど、何本もその黄色の線が張り巡らされていて。「あれ、いつもと違うな」と思ったもんです。その光景を描きながら眺めていると「あ〜傷が癒されていく。」何となくそう感じて、鼻がツーンとして涙が出てきた。またまた変な話なんだけど、涙が本当に出てきて、泣いたんだよね。。。

ここのところ、抽象画を描き終えたとき、脱力してカラダに力が入らなくなってしまう。きっとあまりに集中してどっかに行ってしまっているのだと思う。何とも言えない感覚です。

今の自分と過去の自分。今の自分が少しばかり成長していたら尚の事、「あ〜あの時何であんなこと言っちゃったんだろう」とか「あ〜あの時どうして選択を間違ったんだろう」とか、ふとしたときに思い出すしんどい過去。いっぱい間違いしてきて、ぶち当たったり自分で自分を責めたりしてきた経験は、誰しも持っているんじゃないかと思います。

でも、あの時の自分を許してあげよう。ちょっとあの時の自分に会いに行って、「そうかそうか、何だかわからなくてこうなっちゃっただけだよね。でも大丈夫だよ。」ってハグしてあげれたらいいな、って思う。自分の娘がその時の自分の年齢に近づいてきて、「もしあれが娘だったら?」って想像する。私はきっと「人って、時々そういうことあるんだよねぇ、わかるよ。でも大丈夫だよ。」って娘のこと抱きしめるなって。過去の自分もそうしよう。

この絵を描き終えた後、残してあった過去の手帳や日記を読み返しました。忘れていたけど読んていたら、その時感じていた何とも微妙な感情もやってきて、あぁ、私、見て見ぬフリしてきたなぁ、傷ついてないフリしてたなぁって気づいて。過去の自分の傷を癒すようにその時の私を娘のように思いながら聞いてあげるように読んでみました。

他者に何か嫌なことされて許せてないこともあると思うけど、自分で自分を許してないことの方が多い気もする。でもそれも、これからの自分の人生を明るくするために、是非とも断捨離したいところだな。心の断捨離!

黄色の線は、今の自分が過去の自分を癒す「許し」の光たちでした。

いつも読んでくれてありがとう!
またね!

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