「我が家の遊びはカオスから生まれた」

我が家は、母親である私がものづくりの人であるため、子供たちが小さい頃からいろんなジャンルの素材や道具が身近に存在して育った3姉弟がいます。そんな子供たちは、やはりと言うべきか大きくなるにつれ、自分の手で何かを作り出すという作業が好きな人に育った理由には、そんな背景が大きく影響したんだろうなぁと思う。

だけど、もっと影響したのは、3人の子供たちが歳の差なく生まれたこと!だと私は思ってます。私のキャパが大きくなかったってことも!苦笑


我が家のカオスとは

前にもどこかで話したことがあるかもしれないけど、我が家の3人は次々と生まれ、一番上と二番目は2歳差、下二人は年子です。小さい頃の我が家はまさにカオス!幼稚園入学前でトイレトレーニング中の長女と、離乳食始まって毎食グッチャグチャの次女、そんな中末っ子が生まれてきた!いやー本当毎日何やったかなんて全くわからない。末っ子が生後1年未満で緊急入院になり大騒ぎになって。彼の食物アレルギー判明してからは、毎食大人用、幼児食、離乳食・アレルゲン除去食の4種類用意しないといけなくて、洗濯もトイレの数も、オムツ替えも半端じゃない量で。どうやって生き延びたのか、記憶はぼんやり(笑)。

そんな私の育児は、パパやその他家族にも助けてもらいながらやっとの思いで毎日を繰り返してました。そんな状態だったので、買い物に行くのも最低限にしないと間に合わない。時間もだけど私の体力も気力も!3人に全員服着せて、冬なんて防寒して、オムツとミルクとおやつと飲み物用意して。んで自分の準備もある。出るだけで疲れるので、こまめに買い物は行ってませんでした。


子供の無茶振り、どう切り抜ける?!

子供たちが遊んでいる時、「これをあーしたい」と言われても、例えば、ボンドが必要な要求でも買いに行けるわけじゃない。折り紙も金色がない!って言われてもそれだけ買いに行けるわけじゃない。だからそんな時、自分の持っている何かを引っ張り出して、これ使ってみてーと言ってみたり、もっと楽しいと思わせる代替え案を提案してみたりして「あるもので考えた」んです。ボンドは炊いたお米を渡してのり替わりになるとやらせてみたり、絵具と紙を出してきて金色に近い色はどうやって作ろうか?と違う遊びにしてみたり。子供たちが簡単に騙されるタイプだったのもあると思うけど(笑)、我が家の遊びはまさにそんなカオスな環境から生まれた苦肉の策が生み出したと私は思ってます。

その当時は、すぐに叶えてあげられないもどかしさも少しあったけど、「自分で考える」力は養えたと今はラッキーだったと思ってるんです。「ないものをないーーー!って泣き叫ぶよりも、あるもので楽しめる方法を考えてみる」。子供たちもそのうちそんな感じに自然となっていき、何より私のキャパオーバーを察知する能力もあって(苦笑)、ママが何を提案してくるかもわかるのか、言われる前にやるようになると言うか。ママ、今話しかけても無理そう→これで遊びたいけど不満→何か加えるか?今家に何がある?みたいな。

写真の惑星たちは一体?

中学1年生になった次女が、趣味のバレットジャーナルにママの絵を使いたいと言ってくれたときはやっぱり嬉しかった。ざっと聞いただけでもものすごい量のいろんなイラストのオーダー入ってるんだけど、それでもさらに無限にあるらしい!今回第1回目のオーダーは「惑星」。描きながら、我が家の人たちの遊びに関してそんなことを思い出したので話してみました。

アナログに描いた絵を、ただ単にハサミで切り抜いただけのアナログな遊び。本当はシール化してたくさんあった方が複数回使えていいんだろうと思う。でもこの貴重なオンリーワンを使うって、すごいスペシャル!って思う。生々しい原画は、印刷物とはやはり違うんです。私的には。もったいないけど、もったいないから価値がある。アナログってそう言う魅力があると思ってます。

とは言え、将来的にはシールにできたらいいなーと思っていて。たくさんあった方が、楽しみが増えるじゃんね?どう言う方法をとるか、なかなか難しい判断なので、また気持ち良くて楽しい方法が見出せたらGO!したいと思います!

ここまで読んでくれてありがとう!
ではまた!

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