所信表明
野田総理の解散前の所信表明の一節。「誰しも、10代さかのぼれば、そこに1204名の祖先がいます。私たちは遠い昔から引き継いできた長い歴史のたすき受け継ぎ、この国に生を受けました。戦乱や飢饉のさなかにも、明治の変革期や戦後の焼け野原においても、祖先たちが未来の世代を思い、額に汗して努力を重ね、将来への投資を怠らなかったからこそ、今の私たちの平和と繁栄があるのです。子や孫たち、そして10代先のまだ見ぬ未来を生きる世代のために、私たちは何を残していけるでしょう。」
少子化問題は、この所信表明にも関係する。失礼ながら、お子さんがいらっしゃらない方々にこの思いが通ずるかである。事務所でも、町内会でも、同好の集まりでも、共通の認識と未来を共に考える事は難しい。その難しさを乗り越えた団体のみが、維持発展出来るのではないかと私は思った。