斎藤環

 精神科医斎藤環先生に聞いた「ひきこもりの高齢化」の新聞記事。

彼らは苦しんでいる。一番の苦しみは自分自身を肯定できないこととあると話す。人が自信を持つ基盤は三つ。①社会的地位②仕事③人間関係。彼らはこの3つがすべて欠けていると。考えて見ればこの3つが無ければ、人と接する必要がない。自分の部屋に籠るしかない。
国民の多くが豊かさを共有できる社会でないと起こりえない。ひきこもりは未成熟の表れ、一般に社会が未成熟だと個人は成熟しますが、社会が成熟すると個人は未成熟になる。インフラが整っているから未成熟な個人でも生きていけるからだとと語る。

ひきこもりなったら早い段階に対応することが大事と言う。債務整理も、同様と思った。