岩見隆夫

8月11日付毎日新聞。岩見隆夫の「近聞遠見」に野田総理と当時の谷垣自民党総裁の相性を書いている。その中で、野田総理が浅沼稲次郎が刺された事件(3歳)とケネディ米国大統領の暗殺(6歳)をテレビで見て、政治家は命懸けのものだということを幼児体験として強烈に受けた事を書いている。私は沢木耕太郎の「テロルの決算」を読んだだけに、一つの事件が数十年経っても人の心に残り、人の人生観を形作るものだと思った。