磯崎憲一郎さん

 日経の「子どもと育つ」に磯崎憲一郎氏の話が載っている。以前は自ら嫌なヤツと思うほど子どもが嫌いだった。それが、子供を持った途端、別人のように子ども好きに。小説を書き始めるきっかけにもなった。
 ミシガン州での暮らしで、広い芝生の庭を子どもが走り回った。あの子どもが小さいときの何とも言えない幸福の雰囲気。人生でかけがいのないものと感じた。
 又、中高生の思春期には、音楽や小説の芸術の力が必要と言う。
 子供を持ち、孫を得て、自分の人生が見るのかも知れない。
 磯崎憲一郎、千葉県出身44歳 三井物産人材開発室長
「終の住処」芥川賞受賞