聖徳宗管長大野玄妙さんの話
1月12日毎日新聞の夕刊。「この国はどこへ行こうとしているのか」特集ワイドに管長さんの話が掲載されている。
聖徳太子の言葉に「諸悪莫作(しょあくまくさ)」「諸善奉行(しょぜんぶぎょう)」がある。悪いことはせず、いいことをせよという意味。この意味を受けて、管長は語る。「善を行うことは難しいですよ。ものの命をちょうだいしていかなければ生きていけないわけですから、何をしてもどこかで悪いことをしていることになる。でも、その中でいいことをしょうと思い続ける、努力をすることが重要なのです。私はこう思っています。せめてきょう一日、悪いことといいことを並べた時に、一つでも善が上回ることを目標に生きていきたいと」
一日一つ善いことが上回れば、365日で365回になる。このことが生活かも知れない。