カード買い物枠の現金化
「各種カードで現金化。ショッピング枠を即現金化。リボン払、分割、5分でOK」。消費者金融で借りられない人、返済に困っている人が、飛びつく広告である。
8月1日付の日経新聞にこれに関する記事があった。
①カードで安っぽい絵画を80万円で購入する。
②その業者が「キャシュバック」の名目で現金70万円を振り込む。
③本人の所へ、カード会社から代金80万円の請求がくる。
④本人は、その80万円を返済する。
⑤業者は、差額10万円が収入となる。
70万円の貸付に対して、10万円の金利を取っていることと内容は変わりはないのである。計算によれば、利息制限法を越す高金利になる場合が生じる。今後、このやり方による広告等が増えるものと思える。
法律的にどう対応していくか、いろいろと難しいも問題がある。このやり方の業者に飛び込まないようにしたいものである。しかし、溺れる者は、藁でもつかむのである。その前に、私たちに債務整理の相談をしてもらいたいものだ。なかなか、債務整理をしようといする決断は難しい。しかし、一歩踏み出せである。