一本の藁

6月23日の朝日新聞の高橋郁男論説顧問の「時の肖像」があった。
秋葉原事件の事に付き書いている。
7人の死者とその他の負傷者。
74年三菱重工ビル爆発、95年地下鉄サリン事件等と同様に犯罪史に残る凶悪事件であると記す。

丸の内での三菱重工ビル事件あくる日、そばの銀行に入金でいき、生々しい跡を見た。
地下鉄サリン事件では、突然霞ヶ関を通過する地下鉄に乗り合わせた。
都会に住む者の、事件に遭遇する危険さを感じる。

人が働き、生きてゆくことは容易ではない。又、人と物が極度に集積した都会には、人を激発な行為に誘う
魔性が潜むという。だから行って、破壊に向かって良いわけではない。

破壊に向かおうとするとき、そこにに一本の藁があれば、と書く。
その藁は、家庭の誰かであり、友であり、共に生きる動物たちやどこかの風景、
さらには思い出や未来の夢でもあると。

家庭、友、動物、癒される風景、過去のよき楽しい思い出、素晴らしい未来。
破壊への歯止め。この歯止めを常にはぐくみ、育てる必要がある。

債務整理に関して、一本の藁と成るように研鑽したいとともに、秋葉原に行き事故に
遭われた方々のご冥福と快気を願う。