「自分の本心」

Sincerity

“Sincerity” 「誠実」という絵について書き残したいと思います。

今回は、縦に置いた用紙のえらく上の方に水平線が浮かんだ。今日は線なんだなーと(普段は丸い渦とか波が多いから)、毎日全然違う絵のインスピレーションが来るのが本当に不思議だな。海のようなイメージだけど、どんなメッセージなんだろうな、なんて思いながら、水平線を描きました。

私が普段から愛してやまないブルーのグラデーション。それに少しの淡いピンクが浮かび、なんとも不思議な世界が生まれてきた。最初、前面に色を入れたんだけど、そのうち真ん中に、まっすぐ下から上へ伸びる白い線が見えて。全部塗っちゃったじゃーん!と思わず呟いたよね(苦笑)!

絵具が乾く前の濡れた状態に、乾いたものを押し当てて色を吸い上げる技法を使って白い線を表現。ほとんどの工程が、乾く間に描き足さないといけない技法が多く、イマジネーションがきてから描くには、かなり焦るんだよねぇ。そのあと、今度は白い線が光を放っているイメージが湧き、それも慌ててイエローを描き足したのでした。

まっすぐ上に伸びた光の筋は、水平線を突き抜けたあと自らの光を解き放つ。そんな光景だった。輝きながら上に登る線。眩しい光の扇。

「自己」という深い深い海の中。そんな場所にも光の筋は通る。自分の奥深くのことは、知ってるようでわかっていないことが多い。いろんな思考や思い込みや刷り込みが、あたかも全員の真実のように語られる。ひとりひとりに、個という一本の筋が存在し、その筋が本来のエネルギーを持てば、それは勝手に天に向かって伸びていき、自然に光が解き放たれる。そしてその光は、周りをも照らし始め、そこらじゅうが光の中心になっていく。そんな風景。

もう一環してこのメッセージだなぁ。「自分をしかと見つめよ」ってことだよね。自分がエネルギーない時って、他人の庭がとっても美しくて青く見える。でも、その人の庭であって、あなたの庭は別にある。その人がやっていることが素晴らしく思えても、あなたが同じことをやっても素晴らしいことにはならない。そして、良し悪しを決めているその価値観や視野は、自身の尺度であることも忘れてはならない。自分や社会一般の感覚が絶対じゃないし、自分のことも含めて乏しい価値観でジャッジする無意味さも。じゃ、なぜ他者を見るのか、比べるのか?それで心を痛めているのも取り越し苦労でしかない。見るべきは、自分の芯なのだということ。

「こういうもんだよね」とか
「こうするのが常識だよね」とか
「こうあるべきだよね」とか
いっぱいあるよね?

でも本当にそれが自分に当てはまるのか。
初めて会う自分の本当の本当の本当の本心に出会うかもしれない。
それがどこかで薄々わかっていて、あえて見るのを避けているかもしれない。その変化に自分が自分で対応しきれないかもしれない恐怖を感じて。

でもそれが、豊かに生きる近道だよってこと、それでいいんだよって一生懸命伝えてくれている存在がいます。伝わったらいいな、感じてくれる人がいたらいいな。そして、自分自身も含めてみんなが、それぞれの光の筋に戻れますように。

いつも読んでくれてありがとう!
またね!

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