色は匂えど

新聞の切抜きの整理。日経新聞文化欄に「色は匂えど…」と題してドイツ在中の四元康祐氏が新いろは歌を書いている。そこに、昔習った空海とも柿本人麻呂作と言われる諸行無常を謳い上げたいろは歌も有った。

「色は匂えど散りぬるを我が世誰ぞ常ならん有為の奥山けふ超えて浅き夢見じ酔いもせず」。馬齢を重ねると、心に沁みる。