孤族の国
朝日新聞特集記事「孤族の国」。その一節。
ハローワークの検索機に条件を入力。
61歳、フルタイム、派遣、木工加工、勤務は浜松周辺。
「該当する求人件数0件」
求職者の話「老眼になると労災が怖い。体力が落ちる。正直言うと60歳を超えると無理ですね」
工藤均さん自らの命を絶つ。60歳を超すことを理由に時給1200円が850円になったことを理由に辞める。雇用主は語る「強気でプライドが高い。辞めても、若い時のように次があると勘違いしていたのだ」。工藤さんは生活保護に付いて相談。車の処分が必要と言われ、申請を断念。生活に窮し、命を絶つ。
債務整理も、車等の処分を求められる。しかし、それは生活再生への一歩である。生活保護も再生の一歩。なにしろ生きる貫くことが強く求められる。