三浦哲郎
本、忍ぶ川の表紙の裏面
兄姉は、自殺・失踪し、暗い血の流れに戦いながらも、強いてたくましく生き抜こうとする大学生の私が小料理屋につとめる哀しい宿命の娘志乃にめぐり遭い、いまわしい過去を労り結ばれる純愛の譜ー忍ぶ川ー
心の中を清冽な水が流れるような甘美な流露感をたたえた名作である。裏面にはある。
小料理屋の場所は、著者が学んだ早稲田の近く高田馬場辺であっただろう。夜、神田川を散策し、忍ぶ川という小料理屋を探し、飲んでみたいと思った。
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