綿貫民輔

 日経新聞夕刊、「証言いま振り返る」で与党幹事長、派閥会長、議長を歴任した綿貫民輔氏がトップの極意を語っている。
 「物事は壊すのは楽だ。まとめるのが一番難しい。『この人が言うならしょうがない』と言わせること。この野郎、と思っても全部丸めて団子にしないと。初めにばーっと行くのも一つの戦法かもしれないけれど、それではなかなかまとまらないですね、」とある。
 正に人徳というもので、日本的考えかも知れない。しかし、それがだんだん許されない日本社会になっているかも知れない。