ジェームス三木
ジェームス三木(74)脚本家。朝日新聞夕刊「シナリオなき旅」に同氏の話があった。どんな苦しい経験も、いずれ必ず役に立つ。寄り道だって宝になる。という話が載っていた。同氏は、難関の俳優座養成所に入った。そこに仲代達矢がいて、敵わないと歌手に転向。歌手になったが同じ事務所に石原裕次郎が入って来た。又、30歳を過ぎて、青江三奈と同じ舞台に立ったが、彼女の見事な歌と踊り見て、歌手に見切りをつけた。そして脚本家へ変身し修行。その後脚本家として活躍し、大河ドラマ「独眼竜政宗」などの多数の作品を生だ。そのジェームス三木、俳優を目指したこと、歌手として努力したことが脚本を書く宝となっていると語っている。人生は何が幸いするか分からない。