飲食をつつしみ仕事を励むのはあたり前のこと

二宮翁夜話を読んでいたら、表題の言葉が有った。

夜話は次の様な内容である。

論語に「君子は飽きるほどは食を求めることなく、居住も安からんことを求めることなし。仕事に骨を折り、無益のことは言わず、そのうえで道に則っていか反省して正しくしていく、(ここまでやれば)よほど誉められてよいと思っても、ただ学を好むというべきのみ」と言っている。

聖人の学は厳格なものだ。これを今風に言えば、

「酒は飲まず、仕事はかせぎ、むだにことはしない、これが普通の人なのだ」

というもようなものだ。

勤勉。私達が、直ぐに忘れてしまう事。1週間に1度は思い出したい。