幹部交代

高校剣道部の紅白戦を見学した。

この紅白戦で3年生は勇退し、受験勉強に入る。
2年生は幹部として、今後1年間剣道部を任されるのである。
都大会、関東大会、インターハイを目標に稽古と試合に励む。
併せて本来のことである勉学に勤しむ。 

2年生が、 この1年365日をどう生きるかが、その後の人生を方向づけるように思える。
毎日苦しいけど文武両道を励んだものは、よい習慣を身につける。勤勉をである。
勉強し、身体を動かす事が、自然と無理なく出来る。
よき習慣は第二の才能である。
それも、鉄は熱いうちに打てではないが、若いときが一番と思う。

よい青年が、又生まれればと念じつつ、
「桜吹雪か、木枯らしか その名も高き武蔵野に 若き血潮を彩りて ~」の部歌を聞きながら男子校の母校を後にした。