至福
腕に抱かれている8ヶ月になる赤子が、窓から入ってくる春風にのるかの様に手首を回す。
何の意味があるのか分からない。しかし、風の緩みに応えている様にも見える。
赤子は、生命が生まれて35億年、ヒトの200万年前の誕生の歴史を立って歩くまでに1年余の間に、自分の体に刻み込むのか。神秘である。
幸福があり、不幸があり、それが綾をなして時が流れて行く。だから、祈りかあるのか。
小さな新しい生命を抱くと、この子が無事に成長してもらう事をただただ願う。そこには、まさに祈りしかない。
その反面、神は、人に努力と希望というものも与えてくれたのかも知れない。
2023/02/01
こさゆパパ追記
このブログを書いている頃は、暇があればうちの1stGirlを膝の上に乗せていました。