父の遺品の本を引き取りに行った時の話(2014年2月のお話)

父は、一般財団法人全日本剣道道場連盟(以下 全道連)というところで、私が生まれる前から勤務していました。
(※剣道をまとめている全日本剣道連盟とはまた別の組織です。)

亡くなる前の役職は記憶が正しければ、理事兼事務局長だったと思います。

そういう役職があったこともあり、息子である私が夏の全国大会(全国道場少年剣道大会)にお手伝いに行くのもその関係があるからです。

父が亡くなったのは、2013年の10月ですがその後はしばらく、残した会社や司法書士事務所の整理が立て込んでいて全道連の事務局に行くことがなかなか叶いませんでした。

少し落ち着いた年明け。
2014年になり、全道連事務局の先生とようやく連絡を取り合う余裕ができ、父の机周りの整理をする日程を決めさせていただきました。。

全道連の本棚
本棚の本の選別
本棚の本の選別

これはその時の写真です。
撮影日は2014年2月17日でした。

千葉の司法書士事務所の本の数もすごかったですが、こちらの事務所の本の数もすごかった。
机の中にもいろいろ雑多としていてそちらも一旦すべて引き取り。

結局、この本の多くが千葉の事務所に来ることになり、本の処理はこの後数年続くことになります。
そしてまだ一部残っています…。

毎朝、6時前に起床。
池袋・護国寺近くの講談社・野間道場へ剣道の稽古。

午前中に大田区・大森にある全道連事務局へ。

午後はそこから千葉市中央区にある司法書士事務所。
そこで夜まで面談して夜に中野区へ戻る。

という生活を毎日繰り返していました。

父の生活の一端を観た日。

私の中では司法書士をしている父よりも全道連で勤めていたという印象が強いので、その場所が無くなるというのは少し寂しくも、”終わった”という思いになる日となりました。

全道連からの搬出

最後の写真は、
2014年3月5日、本、個人の物を業者さんに依頼して箱詰めしていただいている様子です。
全道連事務局の先生が写真を送って下さいました。

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