「幸せのかけら」

幸せのかけら

その日夕方までスッピンだったんだけど、子供たちのおやつもないし、ちょっと足りないものを買い足そうと、本当に近すぎるコンビニに行こうと思って、軽くだけどお化粧をしたんだよね。それから、外着に着替えようとあれやこれやとした挙句洋服決まらず、この時期にちょうどいいカジュアルがないなーと迷子になってしまって、出かけるまでにどんなけ時間かけるねん!って自分で突っ込んだもんです。

ちょっとそこのコンビニまでの服装に、そんなに迷うことある?ってなりながらも、最終的にちょっとデパートに行く、みたいな格好になっちゃったんだけど、「ま、いっか」と開き直りその格好で出掛けたんだよね。

そこで、私にとってちょっとしたハッピーが起こったから、ここに書き残そうと思って書いてます。

ほんの3分の帰り道には、ご夫婦で切り盛りされている小さいレストランがあってね、我が家は子供たちが小さかった時からお世話になっています。私たちのことを覚えてくださっていて(そんなにしょっちゅうは行けてないのに、3人の子供たちの名前まで!)、本当にほっとする場所なんです。この日、私がコンビニ帰りに前を通ったら、たまたまおばさんが店先のお花たちにお水やりをしていて、久しぶりにお会いできて。「元気〜?」なんて言い合いながらしばしお話しした後、「相変わらずいつも可愛い出立で」って褒めてくださったんだよね。

ほんの10分〜15分の3分の距離のお出かけだったけど、たかがコンビニまでの買い物に、あ〜んなに時間かかっちゃって、って馬鹿じゃないのかって自分では思ってたけどね、このおばさんの一言で、一見ムダのような事柄と時間が、それどころかお褒めいただく対象になったんだよねぇ。すべてが報われた瞬間だよね。大袈裟に聞こえるけど、でも、こういう一見小さそうなことの方が、喜びも、感謝も、幸せも、心にジーンってしみるように感じられるような気がするんだよ、最近。人の温もり。いいよね、本当。

少なくともね、こういう幸せの欠片をちゃんと気づけて感じられる人でありたいと思うし、そういう幸せの欠片を知らず知らずに誰かに渡せている人でありたいとも思う。そして、一見ネガティブなことも、ハッピーの欠片に変身しうることを忘れずに過ごしたい。私なりに。小さくとも。少しでも。そんなことを思った、何ともほっこりな午後になりましたとさ♪

今日という日のハッピーのかけらを毎日集めて、自分が満ちる姿を思い浮かべて。

いつも読んでくれてありがとう!
またね!

コメントを残す