猪木武徳

 1月13日産経新聞の正論。旧約聖書創世期・ルソーの社会契約論等の古典を勉強する優秀な高校生達の例をあげ、「後世、畏れべし」を実感したと書いている。その一節。
 知力として重要なのは、教科に書ける定型的な知識だけでなく、物事の軽重大小を分別し軽小後にして重大を先にするような非定形な判断にかかわるものであろう。さらに、真理・厳密さ・論理そのものが問題になる「論証する」力も大事だが、「唯一の正解」がないような問いに対して、想像力や歴史意識で物事を深読みする力も不可欠である。~これらは古典作品に触れることで得られるとある。 法律の勉強もこのような事が言える。研鑽が求められる。