桂七福

 朝の天声人語。桂七福さんの話。七福さん、自身のいじめの体験をもとに小中学校で講演をする。今いじめられている子には「人間はほっといても寿命が来たら死ぬ。どんなに悩んでも自分から死ぬ方向に絶対いくな」と。
 借財についても同様なことがいえる。死んだら返さなくてよい。だからといって自分から死ぬ方向に行く必要はない。債務整理という方法があるからだ。しかし、人間関係も係わるだけに債務の悩みは深い。

天声人語の書き出し

ー冬枯れの公園の藪柑子(やぶこうじ)の赤い実が鮮やかだ。それぞれ喜怒哀楽を積み上げて、難しかった年がゆく。冷えた手をかざす焚き火がほしい。-

 新宿公園ではホームレスへの炊き出しが行われた。