赤塚元気
赤塚元気さんの「ある先生と生徒」講演。聞いた人のブログを読む。
涙する。温かい気持が年月によって培われ、確かな心と成ったから。
小学5年生の担任田中先生。このクラスの子、全員を好きになろうと決意。全員の長所を見つけ実行した。ただ一人どうにもならない子が居た。服装は不潔、やる気がない。彼女は、この子の記録を見た。1年生朗らかで積極的、将来が楽しみ。2年生母病気。3年生病気悪化、母死亡。4年生父暴力を振るう。先生は、放課後勉強を見始める。クリスマスの日、生徒は母親の香水を置いていく。先生、その一滴を付けて家庭訪問をする。そして、抱きしめる。
卒業後6年目、手紙が来る。奨学金を得て医学部進学とある。
同10年目の手紙。患者の痛みが分かる医者になれそうだとある。
そして11年目の手紙。結婚式の招待状。その中に「母の席に座って下さい」と。教育とは、心に種をまくこと聞く。私も、今からでも蒔ければと思う。