妻が小学生の時に読んだ児童書を探す話 「ナナコは魔女のひまご」
妻がふとしたきっかけで思い出した本
妻が小学生の頃。おばあちゃん魔女が出てくる本を学校図書室で借りて良く読んでいたそうです。
とても印象に残って、大好きで何回も借りたとか。しかし断片的な記憶しか無いし、表紙絵は覚えているけど、題名も作者もわからない。
内容もおばあちゃんと小さい子(たぶん孫)の話で、設定は日本。挿し絵には日本の家屋が出てくる。
おばあちゃんは、魔女であることを伏せているけど、その孫娘があることで魔女であることに気づくということらしい。
あとは小学生の時(昭和時代)に読んだ本だという情報しかなく、その情報でとりあえず検索してみました。
一回目の検索
- 「おばあちゃん 魔女 毎夜」
- 「おばあちゃん 魔女 児童書」
- 「祖母 魔女 ほうづき 児童書」
- 「祖母 魔女だった 絵本」
- 「祖母 魔女だった 児童文学」
- 「児童文学 内容 おばあちゃん 魔女」
- 「児童文学 内容 おばあちゃん 魔女 空を飛ぶ」
- 「児童文学 内容 おばあちゃん 魔法」
- 「昭和 絵本 おばあちゃん」
- 「魔女 おばあちゃん 児童書 もしくは絵本」
- 魔術
- 日本
- 実は
- 本
検索結果は、「魔女の宅急便」か「西の魔女が死んだ」などが多くヒットしました。
画像検索してみても、妻が覚えている表紙の絵は残念ながらヒットせず。
結局、いくら探してみてもダメなので諦めることに。
ちなみに検索にかけた時間は、16分ほどでした。
二回目の検索
数日後。やはり諦められない妻。どうしても気になり悶々としている様子。
もうちょっと何か覚えていること無い?と聞いてみると、以下のキーワードが出てきました。
- おばあちゃんは、夜になると元気になる
- 1987年ごろに読んだけど新刊だった
情報が増えたので、検索のキーワードを増やしてみました
- 「おばあちゃん 魔女 夜 元気 児童書」
で検索。少し出てくる情報が変わりました。
次に
- 「おばあちゃん 魔女 夜 元気 1987年」
で検索。
- 「おばあちゃん 魔女 夜になると元気 1980年台(←字が間違っている)」
古い本は検索に引っかからないかと思ってましたが、1980年代出版された本も検索に出てくることがわかりました。
魔女の宅急便も1985年出版だったので、1987年ごろに新刊ということであれば、検索にかかる可能性が出てきます。
また、この検索で、「児童文学 懐かしい」というキーワードで検索している人もいることがわかりました。
早速、検索。
ここで、ブックオフの「読者おすすめ!もう一度読みたい本特集【総合編】」がヒット。
そちらのページに行き、いろいろと本を検索すると、発売日で検索することができるので、「魔女」というキーワードと、発売日を1987年ということで検索をかけてみました。
その中で、「まりおばあさんは魔女かしら」という、妻の記憶に近い内容がヒット。表紙絵を検索したら、残念ながら違う…。
その後も、BOOK OFFで、同じ様なキーワードで検索するとること数分。「ナナコは魔女のひまご」という本にヒット。
孫ではなく、曾孫でした(笑)
作:高井節子さん、絵:守矢るりさん
この本を検索しても、表紙絵が出てこないので、守矢るりさんの絵を検索してみます。
守矢さんの絵が出てきて、絵のタッチが記憶に近いと。
まだ確証が取れません。
ここでさらに、「ナナコは魔女のひまご」を検索です。
2chの「あの本のタイトルを教えて!@児童書板 18冊目」に行き当たりました。
その中のレスで、
<引用>
もう一冊です。
【物語の舞台となってる国・時代】
日本。家族?小学生位の女の子が主人公。
【翻訳ものですか?】
【あらすじ】
2人きりでと言うわけでは無かったと思いますが、女の子とおばあちゃんが住んでいる家で、ある夜外を見るとおばあちゃんがホウキにまたがって飛んでいた。
おばあちゃんのホウキに一緒に乗ったような気も…?
最後は、朝になってもおばあちゃんの雨戸があかないので心配していたらなくなっていた。
昨日の夜の出来事は何だったのか??
妻。
「これ!!!」
見つけた〜〜〜〜!!!!!!!
少ない記憶を頼りに、掘り下げてみたら、見つかりました。
と、言っても本の表紙がわからないまま。
調べる手段がないので、amazonで再検索。
中古本ですが、出品されていたので、早速購入してみました。届くのは数日後。答え合わせが楽しみです。
二回目の検索でかかった時間は、約20分。
本が届きました。
Amazonで頼んだ本が届きました。
結果合ってました!!!
小学生のときに読んでいた、思い出の本が手元に。こういうの嬉しいですよね。
探せば見つかるものですね。
とにかく喜んでくれてよかった。
私の思い出の本は、「天動説の話」という本です。
星座が好きだった私に父が買ってきてくれた絵本です。
これについてはまた別の機会に書こうと思います。
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