和敬清寂
千玄室氏が、利休の哲理「和敬静寂」に述べている。~利休は和敬清寂という哲理を立て、織田信長、豊臣秀吉といった権力者を抑えた。武家政治のなかで武家だけが偉いわけではない。武力より文、教養、心が大事とお茶を教えた。茶室に入るには武士に刀を外させ、農民も商人もみんな一緒。人間同士が差別なく本当の心の絆をつくることと。又、幸せについて語っている。幸せは、本当はお互いが仕え合う「仕合わせ」と。自分さえよければいいという自分本位、得手勝手な考えではないと。お茶を飲んで、仕え合う心を感じて見よう。