ブラック会社
池田信夫氏が、「ブラック会社」はなぜ生まれるのかと題して、インターネット上のコラムを書いていた。家賃を滞納している借り手を追い出す、追い出し屋が国土交通省で法律規制が検討されている。サラ金と同じように社会悪と見えるが、「ブラック会社」を規制するだけでは問題は解決されないと言う。借り手の過剰保護というのが問題である。
追い出しやを根絶するのは簡単である。家賃を滞納している借り手に対して家主が訴訟を起こしたら、裁判所が借り手に退去命じればよい。現実には、借り手がいくら滞納していても、処分禁止の仮処分、訴え、判決、強制執行、家具等の保管料。とんでもない時間と経費が掛かる。これが円滑に出来ない所に問題があり、家主も貸すのに慎重になるとともに、保証人を求めるし、追い出し屋が生まれてくる。
消費者金融にこれを当てはめる考えると、より低金利で貸し出し、支払いが厳しくなったときは、返済期間の延長可能。しかし、元本は必ず返済するとする。
当然高金利の、消費者金融・闇金には借りなくり、それなりの会社は存続しなくなる。これが市場主義かも知れない。