老いて

 鎌田茂雄・清水健二著「禅と合気道」を購入した。そのーまえがきーに。

 佐藤一斎の言志四録につぎの言葉が見える。少(わか)くして学ばば、壮にして為す(な)あり。壮にして学ばば老いて衰えず。老いて学ばば死して朽ちず。

 青年時代、一生懸命に勉強すけば、壮年になって何かをなすことができる。壮年になってさらに学問をすれば、老いてなお衰えることがない。老いてなお学ぶならその名は朽ちることなく、不滅の業績をこの世に残すことができる。~老人になると、血気が衰えていく、しかし老年になっても少しも衰えないものがある。それは志気である。志(こころざし)である。志とは気力である。合気道で気力が養えるとある。

 気力は、合気道だけではなく、全てのスポーツでも養えるとおもえる。それよりも、その前提の「やろうとする意思」である。貸金業者の経営状況が悪く過払い金請求も難しい。任意整理も分割返済金に金利が付くようになり、任意整理そのものが困難になっている。でも、やらなくては、問題は解決しない。これが気力か。

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