腸炎ビブリオ

５月も後半。もうすぐ６月になります。
食中毒の季節です。
食中毒、経験あります。
忘れもしません、1997年の夏。
私は、にっくき「腸炎ビブリオ」さんにかかりました。
当時、私はバカみたいに剣道の稽古をしていまして、高校の剣道部、大学の剣道部、道場と３カ所に通いかなり無理をしていました。
当然、水分補給のためアクエリアスだのポカリスエットだのをがぶ飲み。
これで胃腸がかなり弱っていたんですね。
ある日、母の友人を入れて家族で海鮮類を食べました。
その夜、午前1時か2時ごろだったでしょうか。
突然、胃が痛み出したのです。
そりゃもう痛いのなんのって、七転八倒とはこのことかってぐらい痛く布団の上をのたうち回りました。その声で妹が部屋から飛び出してきて「大丈夫！！！？」
もう、「痛い！！」と「う～」しか声が出ません。
這いずってトイレに入り、ものすごい下痢。
トイレを出るとものすごい勢いで嘔吐。
妹にお腹をさすってもらうも、触られるだけで激痛。
同時に父も下痢。ただ、私程ヒドくありませんでした。
下痢も嘔吐も出るものが無くなったにも関わらず、体は出そうとします。
特に嘔吐はその痛みが激しく、胃の中に手を入れられて引っ掻かれているぐらい痛いのです。
そのうち脱水症状気味になってきまして、水分補給でポカリスエットを飲むのですがすぐに吐いてしまいます。
胃にモノを入れるのも痛いし吐くのも痛い。
思い出すだけで痛くなってきます。
さすがにこれはマズイということで、父の運転で中野総合病院まで。
付いた頃には下痢はほぼ止まり、嘔吐のみ。
病院に付く頃には、視界が狭くなっており「お、こりゃまずいな」と自分でも分かりました。
病院についてから、女医さんにお尻の穴に指をつっこまれ・・・普段なら恥ずかしいですがもうそんなことを言っている場合じゃございません・・・グリグリと。
これがまた淡々とした先生でして。
女医さん：「食中毒ですね。点滴です。」
１時間ほど点滴をされたら、あら不思議。
痛みも取れ無事に帰る事が出来ました。
医学ってすごいな～って思いましたよ。
あと１時間くるのが遅かったらちょっと危なかったそうです・・・・(- -;
次の日、道場の剣道の合宿に秩父まで行きました。
安静にってことだったんですが、どうしても行きたく参加。
今考えるとちょっとお馬鹿さんかなぁと思います。
腸ビブちゃんに関わらず、食べ物にはくれぐれも気をつけて下さい。
これだけは知っておきたい食中毒・感染症の基礎知識