なぜコマツ堅調、シャープ苦境

「なぜコマツ堅調、シャープ苦境」日経新聞日曜日に考えるの記事の見出し。コマツ営業利益2000億円の見込み。シャープ4500億円の赤字。この要因の一つに業種が違うことがある。建機市場は単に「価格が安い」というだけでなく「保守サービスが確立している」「ディーラー(特約販売店)との信頼関係がある」。一方シャープの世界は、価格競争によるテレビの販売と言うことにあり、「安さが勝負」。サムソンに負ける。しかし、もう一つの要因に、≪シェアをいたずらに追い求めず、利益をしっかり確保する分野のみに経営を集中する事にある≫と、記事は指摘する。その例が、米国のゼネラル・エレクトリックでありIBMだと。日本では、日立製作所ではないかと言う。法律の社会も規定報酬がなくなり、市場経済となつている。得意の分野を持たない司法書士は生きていけないと痛感している。どの分野を深化させていくのか、事務所運営の能力が試される時代である。