芥川賞

田中慎弥著、「共喰い」を読む。
人間は動物である。性こそが、あらゆる事の原動力。
篠崎遠馬は17歳、盛りの時。そこに、彼女いて、女狂いの父ー円(まどか)がいる。母親、娼婦、父の新たな女ー琴子が幅十メールの川を橋を挟んで生活している。川辺と呼ばれる地域。
時は、昭和六十三年七月。
人には、其々の生きざまがある。それを知る本かも知れない。

[tmkm-amazon]4087714470[/tmkm-amazon]