大増員時代の弁護士

ブログにある匿名弁護士の廃業宣言。

「……理由ですか? もちろん、この業界のお先が『真っ暗』だからですよ。案件は減るわ、合格者はバカスカ増えるわ、執行部はアフォだわ、司法書士は幅をきかせるわで、もう業界全体が沈みかけの船みたいな状態です。こん船から一刻も早く逃げ出さなければならない、そう思ったからです。優秀で嗅覚の鋭い方は、もうとっくに逃げていますよ」

この意見は、若手から中堅弁護士の共有されている考えだとこの本にはある。

私は、認定司法書士で簡易裁判所の代理権、債務整理の際の依頼者の代理人となれる。この本を読んで弁護士の逆襲と行政書士が幅を利かしてくる不安を感じた。
法律業務に、市場原理がなじむものなのか、考えさせられた本。

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