平常心

 今朝、寒稽古の話を某氏と道場でした。某氏は子供達ちに、新年の始めに8日間寒稽古をやり遂げる事が大事と諭す。寒稽古をやり遂げる事が、その年の少年たちの目標を達成する原動力になるからだと話した。傾聴した。
 小川忠太郎範士は、言った。
「平常心とは、当たり前のことの当たり前に行う事。普通の事を普通に重ねていく事」と教えられていたと某氏はまた話す。毎朝、起きて、蒲団をたたみ、洗面をし、仏前に手を合わせ、元気に仕事に行く。この積み重ねが、平常心を造るのかも知れないと、ふと思った。