検察審査会制度
刑事裁判実務研修会に参加した。検察審査会制度ついて説明が有った。
無差別に選任された一般の方、11名で構成される。刑事事件を国民の目で判断する事は大切。しかし、専門家である検察官が不起訴としたものを「起訴相当」とし、弁護士が検事となり法廷で事件を法律に基づき起訴していくのは難しい面があるとの話が有った。
ちなみに「起訴相当」8名以上の賛成、「不起訴不当」6名以上、「不起訴相当」である。小澤幹事長問題も反面から見れば、考えさせられた。
加藤晋介弁護士の「刑事訴訟法入門」に田中総理大臣のロッキード事件、一審弁護士団の訴訟戦術を間違えなければ、無罪になったかも知れないとある。超一流の弁護士でさえ難しい法律。一般の素人が法律に基づく適正の判断が出来るのか。本当に難しい問題である。だから、私達は勉強しなければ
成らないのかもしれない。