義仲寺
京都に出張した帰り、大津市にある義仲寺(ぎちゅうじ)を見学した。
木曽義仲の墓所であり、松尾芭蕉の墓所でもある。
木曽殿と背中合わせの寒さかな 又玄作
旅に病で夢は枯野をかけ廻る 芭蕉作
源平の時代、そして江戸の時代を感じて来た。
更に、大津事件の現場が側にあると聞くが、行くことが出来なかった。
法律を学ぶ者には、司法の独立で必ず学ぶ事件である。
ロシア皇太子ニコライを警備にあたっていた巡査津田三蔵が斬りかかり、負傷させた事件である。大審院院長児玉惟謙が、政府の圧力から法を守った事件である。国の存続が大事か、法が大事の大問題で有った。
山と琵琶湖に囲まれた大津市。勉強をしてきた。