ウルトラ・ダラー

 手嶋龍一著「ウルトラ・ダラー」を読んだ。解説で佐藤優氏がこの本は、インテリジェンス小説と言う。インテリジェンス小説とは、公開情報や秘密情報を精査・分析して、近未来に起こるであろう出来事を描く小説である。著者手嶋氏は、特別な秘密情報を知る場所にいて、膨大な公開情報を情報分析能力を持っている方だと語っている。
 読んで、自分の不勉強さと本の内容の厚みを感じた。イギリス、アメリカ、中国、北朝鮮、フランス、そしてウクライナが出てくる。いやでも日本は日本を守りつつ、世界と関係していかなくてはならないと思った。

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