カラマーゾフの兄弟

 毎日の特集ワイドに外語大学学長亀山邦夫さんの話があった。同学長の訳書「カラマーゾフの兄弟」は話題になっている。本箱にあるがまだ読んでいないが。

 同学長は、今後は日本の軸足を教養大国に置くべきだと語る。少子化が進んで、子どもをきちんと育てられる数になってきた。その子どもがだめになったら日本の未来はありません。国が教育に徹底的にお金をかけて、しっかりと育てるシステムを作らなくてはいけない。

 親たちも、子供をしっかり育てるという意思を持つべきだし、子供さんも資源のない日本を自覚すべきだと思った。

 亀山先生はドストエフスキーについて語る。ドストエフスキーは勝者の残酷さ、敗者の惨めさを描きながら、等しく人間に愛情を注ぎました。どうすれば人間は喜びや幸せを取り戻せるかを必死に模索し、希望を書き込んだからこそ今も評価される。

 早速カラマーゾフの兄弟を読まなくてはと、本を取る。

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