過払い請求についてのニュース

消費者金融業界が構造的な問題に苦しんでいる。利息制限法(年15~20%)を上回るグレーゾーン金利(年29.2%まで)を支払わされたのは不当として、債務者から「返還請求」が相次いでいる。2006年1月の最高裁で、グレーゾーン金利を無効とする判決が下されたため、一気に訴訟が広がっているのだ。さらに弁護士らが救済活動をしている「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」の呼び掛けもあり、返還請求の歯止めがかからない。消費者金融の関係者の間では「今期がピークだろう」という一方、「まだまだ増え続けていて、先が読めない」との見方も出ている。この莫大な返還請求が経営の屋台骨を揺らし続け、視界不良に陥っているのだ。

 事業縮小は必至
 2006年12月の貸金業規正法の改正により、2010年までにグレーゾーン金利が撤廃され、利息制限法が定める20%に1本化される。さらに総量規制が導入され、年収の3分の1を超える貸付が禁止される。この改正によって、消費者金融業界は事業の縮小を迫られているのだ。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0705/16/news045.html

記事にもある通り、中小企業の貸金業者は大変そうだ。アエル株式会社のように民事再生申立をして倒産する貸金業者が増えてくるのではないだろうか???

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