債務整理とスピード

30日東京地方裁判所に依頼者と出廷。
三和ファイナンスの過払い訴訟の控訴審。
結審、8月25日の午後1時判決言い渡しと成った。

控訴人(三和ファイナンス)から電話があり、1割和解の申し入れがある。
三和ファイナンスは、既に新規の貸し出しはしていない。
貸し出し債務者との和解を、一括返済。過払い人に対しては、過払い金の1割り返済。

判決が反故にされる。
ここにも、スピードが要求されている。
会社が潰れるか、過払い債権が回収されないか。
代理人として、1割和解でいくか、正義を遂行していくか、判断が求められている。

ない袖は、振れない。ないお金は、払えない。
多重債務者と貸金業者が、反転した姿を見る。

日比谷公園の松本楼でコーヒーを飲んだ。
スズメが、木々の間からテーブルまでやって来た。
この公園を造られた本多静六博士を思った。