2011-03-22
毎日新聞、野坂昭如の「七転び八起き」の一節 残酷な光景が広がる。改めて災害列島だと思い知る。昭和20年、日本列島は焦土と化していたが、明日に向かっていた。 住民が力を合わせてなど、よそ者意識のあらわれだろう。都民は、こん […]
2011-03-20
ひろさちや著「仏教とキリスト教」。山上の垂訓と般若心経を上げている。 山上の垂訓の一節 …これ故に我は汝らに告ぐ、何を食い、何を飲まんかと生命のことを思い煩い、何を着んと体のことを思い煩うな。生命は糧に勝り、体は衣に勝る […]
2011-03-19
「月はやし梢(こずえ)は雨を持ちながら」桃青 -雲足が早いので、月が走っているように見え、雨後の梢は雫をぽたぽたと落としているー 停電で、月明かりの明るさを感じた。上の句は、松尾芭蕉の鹿島紀行の中の句である。 […]
2011-03-18
森本和夫著正法眼蔵入門(しようほうげんぞうにゆうもん)を読む。1日30分間、固い本を読む習慣を造るため。 正法眼蔵の第一行 諸法の佛法なる時節、すなわち迷悟あり、修行あり、生あり死あり、諸佛あり衆生あり。 訳 す […]
2011-03-17
地震の影響で事務所も計画停電の範囲に入った。頻繁の地震と不規則勤務で私の仕事の能率が落ちている。 本箱から、「他人の10倍仕事をこのす私の習慣」を探し出し、読む。 ー言い訳をせずに、嫌でも仕事に向かうー森田療法の例上げて […]
2011-03-16
3月14日日本経済新聞。同社コラムニスト土谷英夫氏が書いている。 「心を一つに手を携えて」。「悲劇を日本再生の転機に」。 -復興には多くの人手や巨費がかかるし、電力供給もしばらく制約される。被災者の負担を国民一人ひと […]
2011-03-15
今日の天声人語。国文学者・歌人窪田空穂が関東大震災の際に読んだ歌を書いている。 「妻も子も死ねり死ねり死ねりとひとりごち火を吐く橋板踏みて男ゆく」 「梁の下になれる娘の火中より助け呼ぶこえを後も聞く親」 関東大 […]
2011-03-14
日曜日も出勤。10数件事務所の業務に障害が無いかの問い合わせがあった。鉄筋コンクリート5階建てのビルの2階と1階に事務所はある。火災も併発せずに、お預かりした書類は全て安全。コンピューター内の過払い金の再計算、和解交渉 […]
2011-03-12
3月11日午後2時46分東北地方太平洋地震。お亡くなりに方には、心よりお悔みを申し上げます。どんなに残念であった事か。思えば思うほど悲しい。 本事務所は、5階建てのビルの2階。職員も私も座り込んでしまった。直ぐに、外 […]
2011-03-10
今朝、新渡戸稲造著「自警録」を読む。社会人になっても、1日30分固い本を読むことが必要だとの教えがあるが、難しいことである。 本の一節。ー風俗習慣に逆らうわ独立にあらずーで、佐藤一齋の言志四録を援用している。 「寛懐俗 […]