2008-12-15
みなし弁済は、貸金業法43条第1号に認められている。 利息制限法第1条第1項の定めた法定利率を超えた利息は、無効である。 無効、とってはいけないのである。だから不法利得となり過払金請求に繋がるのである。 しかし、貸金業法 […]
2008-12-12
大手貸金業者は、「過払金返還請求通知書」によって返金してくれる場合もある。 しかし、途中完済等があると、返済を渋ったり、訴訟になる。5%との金利を付けるか否かも問題になる。 和解には、次のようなものがある。 1.0和解 […]
2008-12-11
過払金返還請求は、ご本人からの依頼 → 貸金業者への取引履歴の請求 → 法定利息による引き直し計算 → 業者への下記「過払金返還請求書」送付で始まる。 […]
2008-12-09
金銭消費貸借で返済日に遅れると、遅延損害金がつく。法定利率の1.46倍。26.28% との高額になる。 過払金請求するさい、途中に期限におくれた返済があると、そこから1.46倍の遅延損害金が付き、引き直し計算をして […]
2008-12-08
ベニスの商人ではないが、利息は大きな問題である。過払金が100万だとするとも、年5%とすると5万円、6%とすると6万円。この低金利の時代1万円の差は大きい。 不当利得による過払金請求は、民法第703条によるか同第70 […]
2008-12-04
過払金請求をするには、貸金業者との取引の経過が必要である。 取引履歴の請求である。貸金業者に請求すると、10年前までは出してくれるが、それ以前は記録がないと言ってでしてこない。本人に何らかの証拠、銀行の通帳、振込みの控え […]
2008-12-03
兵庫県のたつの市に出張した。姫路から車で、30分。川と山に囲まれた静かな8万人の市である。 童謡「赤とんぼ」の作詞した三木露風の育った場所である。 1 夕焼け 小焼けの 赤とんぼ 負われて 見たのは いつの日 […]
2008-11-26
キャスコ判決に関する、「上告受理申立て理由」の不法行為の成立という部分に多情債務者について次の様に述べている。 多重債務者について、債務を整理して経済的更正を図ることは、本人自身の利益にかなうことは勿論のこと、経済的な困 […]
2008-11-25
過払金請求では、どうしても取引履歴が必要です。平成18年の貸金業法改正で、19条の2が追加されました。 これは、平成17年7月19日最高裁判所判決(キャスコ判決)を受けて、定められてものであります。 キャスコ側の「みなし […]
2008-11-19
佐野眞一著「甘粕正彦 乱心の曠原」を読み終わった。 大正12年関東大震災の日、ある事件があった。日本陸軍を揺るものである。 甘粕憲兵分隊長が、無政府主義者大杉榮、伊藤野枝そして橘宗一少年を殺害したとする事件である。 […]