一知半解

 一知半解の議論は説得力に欠け、兎角感情論に陥いりがちである。学生には、自分で広く情報を集め自分で判断せよ、と言っている。
 日経新聞に津田廣喜早大教授が書いている。
 法律を学ぶ者は、一知半解で議論する傾向がある。条文の趣旨とその原理原則を理解しろ、と常々教えられた。仕事に追われ、基本書を読み込めない毎日。不安を時々感じる。この記事を読み、議論だけはよそうと思った。