貸金市場

 貸金市場ー個人向けの無担保融資市場。消費者金融とカード会社の貸付残高が、一昨年末と昨年末の比較が日経新聞記事に出ている。

 2007年末  14兆円
 2009年末  10兆円
 2010年末   7兆円 3兆円の縮小

 昨年6月、改正貸金業法が施行。借入総額は年収の3分の1となる。この時点で、約600万人の消費者が借入停止か、上限額見直しの対象になった。消費者は、支出を控えたり、借入をあきらめている。同法の規制外の銀行が、貸金市場の新たな担い手になることを金融庁は期待しているが上手くいっていない結果となった。
 貸金市場の顧客は、年収300万円前後が中心。銀行審査に通り難い。闇金の利用者が増えないかと声もあると記事を締め括る。
 弁護士も司法書士も、闇金との対応は難儀あり、消費者を苦しめる。