まっとな道

今日の産経新聞の話の肖像画に岡野工業社長岡野雅行氏の話があった。

 これからの日本はどうしたらよいかとの質問に、一人一人がまっとうな道でまっとうに生きることだという。そのまっとうな道は、他人さまや社会のお役に立ち、喜ばれる仕事に精を出し、家庭を大事に誠実に生きるということだいう。現在あるのは、両親のお陰である。特に、職人であった父親である。その父親の遺言は、①国は信用するな②銀行は当てにするな③保険に入るな④他人の保証人になるな⑤会社を大きくするなであるという。他人をあてにせず、自分で努力せよとの事である。

 債務整理は、消費者金融又は銀行からの借入。他人の保証人となって、支払われない状況等の原因が多い。岡野社長の尊父の遺訓は、他人をあてにせず、自分で努力する。そのうえで、まっとうに道を歩くことを教える。毎日やるべきことをきちんとやることが、大切なのかも知れない。