人生レースと債務整理
ギャンブラであり作家であった色川武大が人生レースに関して次のように言っている。
「八勝七敗なら、上々、九勝六敗なら理想。一生が終わってみると、五分五分というところが、多いんじゃないか。」
織田信長の時代は人生50年、現在は80余年。それだけ人生は長くなっている。
人生の密度も少なくなっているのか。また、長いだけ苦労も多くなっているのかも知れない。
経済的面だけ考えれば、豊かなときも、苦しい時もあると思える。
人生を終わったとき、五分五分であれば、良しとしなければならない。
約束は守るから成り立っている。だから借りたお金を返すのは、原理原則。金利も妥当な金利であれば支払うべきだ。
債務整理が、特に過払い請求が広告等で広く伝えられているが、ふと足を止めて、
元本はちゃんと返したか考えるべきである。
そこから、債務者の生活も立ち直るのではないか思う。
約束を守るから、社会が成り立ち、金利があるから、経済が拡大している。
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