神棚と仏壇を設置してみたい人に向けて書いてみました。
我が家は、祖父母が神仏を大事にしていて、子供のころから、神棚や仏壇があることが自然な環境でした。
祖父母からは、”こうすると良いよ”と小さいときから教えてもらっていました。
それを受け継いだ母からも、いろいろと教えてもらいました。
その影響もあり、私自身も個人的に神仏が好きなので、自分なりに普段から大切にしています。
そんな私を知っている友人や知人からは、こんなときはどうしたら良い?と質問をもらうことがちょこちょこあります。
先日、友人とそのご家族が気になっていることがありその解決方法の一つとして、神棚と仏壇を祀ってみてはどうかとアドバイスしました。
これって良く聞かれることなので、よかったら参考にしてみてください。
- 神棚
いざ神様を祀るとなると、何からすれば良いのかということになりますが、まずは神社で神札をいただきます。
いつでもいただけますが、年始の初詣でいただくのが良いとされています。神社にお詣りして、社務所が開いている時間であれば神札をいただけます。
・どこの神社が良い?
オススメは住んでいる土地をお守りしている氏神様!神社庁に問い合わせるとご自分のお住まいの場所から、氏神様を教えて下さいます。
よくあるご質問(FAQ) | 神社本庁公式サイト
神社本庁の公式サイトです。このページでは、「よくあるご質問(FAQ)」についてご案内します。神社本庁は、伊勢神宮を本宗と仰ぎ、全国8万社の神社を包括する組織として…
他には、自分と波長の合う神社でも良いと思います。子供のころからお詣りしている神社とかパワースポットな神社とか。
とにかく一番大事なのは自分の感覚!!ご自身が心地よいと思う神社です。
神札をいただいて、お家にお祀りし、毎朝、毎夕感謝をお伝えする。
神棚を設けることは、この地に住んでいる感謝、毎日を過ごせる感謝の行為だと私は思っています。
そしてと家の中に結界(穢を祓う場所=神社)をつくる感じだと考えています。
・どうやってお祀りするの?
賃貸ですと本格的な神棚を設けるのは、壁に穴を空けたりする必要があるのでなかなか難しい。
うちが賃貸に住んでいたときは、ラブリコを使って柱を作りそちらに神棚を設けました。
今は簡易的な神棚もいろいろありますからそちらでも良いと思います。
参考にこのブログの最後にリンクを張っておきます。
・普段はどうしたら良いの?
可能であれば、毎月1日を15日に榊を変え、お米、塩、水とお酒を換える。
そしてお掃除。これとても大切。
1日と15日には、祝詞を上げるのが良いそうですが普段の生活ではなかなか難しい場合は、毎朝、毎夜に感謝をすることだけでも良いかなと。
・神棚の設置はいつでもいいの?
祀る日もいろいろ日取りがある様です。
調べると吉凶の日取りがありますが、あまり細かく考えるといつまで経っていも祀ることができないので、神札をいただいた神社で宮司さんなどに聞くのが一番確実です。
■仏壇
生活環境も様々。仏壇を設けるとなると部屋のレイアウトが難しくなったりします。
現に我が家でも仏壇の位置は模様替え毎に悩ましい…。
昔の家は、仏間があって固定されていましたが賃貸だとこれも難しい。
祖父母の家も備え付けの仏壇がありました。
仏様、ご先祖様に感謝できるスペースがあればそれで良いのかなと思っています。
今は小さい仏壇もありますから、参考までにリンクを張っておきます。
もし菩提寺があれば、そちらのお坊様にお伺いしてご相談するのがおすすめです。
・何を祀るの?
菩提寺があれば、まずはそこで相談されるのが一番良いです。
菩提寺がなければこれも自分の感覚が合うお寺で、お札をいただきお祀りするのがよいです。
亡くなったご家族がいらっしゃる場合は、遺影の前にお水とお茶、お線香をお供えするのでも良いかなと。
・お経はあげた方が良いの?
菩提寺があれば、お坊様にどのお経を読めば良いかお伺いしてみてください。
お寺に縁がなければ、般若心経を勧めています。
ネットで全文が出ていますし、何しろ短い。内容も現代語訳もたくさんあるから理解しやすいです。
私の中で仏壇は、仏様に感謝すると同時にご先祖様に感謝する場所。
そして自分のエネルギーを調整して、自分でそのエネルギー使えるようにすると捉えています。
■まとめ
・神様
- 神札をいただく
- 神棚を設置する(神棚セットを用意)
- 方位や位置など、自宅の間取りと相談
- 朝夕に感謝をする
・仏様
- お札か仏像をいただく。もしくは遺影
- 仏壇を設置
- 方位や位置など、自宅の間取りと相談
- 朝夕に手を合わせる
神棚、仏壇どちらにしても大事なのは、神様、仏様、ご先祖様に感謝するその気持ち。
また、神棚、仏壇両方祀っても良いですし、どちらか一方でも自分に合った神仏を祀るのが良いと思います。
神棚も仏壇も祀り方は、間取りに対しての設置場所や方角、高さなどいろいろ決まりごとがありますし、祀る日などもいろいろ決まりがあったりします。
部屋の間取りの関係で設置に難しいこともあると思いますが、まずは最低限※のことを守り、常に清浄にしておくことが大事。
※最低限とは
- 方位(東か南向き)
- 設置場所(NGなのは、トイレ、鏡の前、扉の上、背後に窓、神棚と仏壇を向かい合わせに設置)
- 定期的に掃除をする。埃まみれにしないこと。御供物をやりっぱなしにしないこと。
祖父母に言われたのは、神棚、仏壇に限らず、お家のどこでも綺麗にしておくことが大切だと言われました。
■最後に
こういう話って、私の個人的な考え、経験に基づいた話です。
ですから、この内容を読んで違和感が出ることもあると思います。
もし違和感を感じる場合は、ご自身の感覚に沿って気持ちの良い方を選んでください。”誰々が言っているからそうなんだろう”ということではなく、ご自分で調べて納得の行く方法が一番良いんじゃないかと思っています。
神仏を祀るのに大事なことは、形や豪華さよりも、感謝と大事にするという気持ちです。
ここに書いたことは、数ある解決方法の一つとして読んでもらえれば有難いです