「私が思うロゴの役割」

いつも突然思いもよらない方向から話が舞い込むことの方が多い今日この頃。本当に想像もしていなかったご依頼をいただいたときはドキドキするのだけど、やっぱり素直に嬉しいです。そして「SNS拝見して、世界観が好きで」なんて言ってもらえた時は、私の世界観が伝わっている方もいらっしゃるんだと思えて、一人じゃないんだ感を感じるのです。

今回ご依頼いただいたロゴデザインもそんな制作の一つとなりました。

御徒町でカラーストーンを販売されているショップ様のブランドロゴ。以前、ハンドメイドアクセサリーを作っていた私にとっては、それはもう興味津々な世界!


直訳すると「宝石の木」と言うブランド名。なんて素敵な名前!と言うのが第一印象でした。

ヒアリングと題していろんなお話しを伺って、クライアント様の向かってる方向とその意義のような、ひょっとしたらクライアント様自身もお気づきでないような本質的なコンセプトが浮かび上がることもある大事な工程を経てから、やっとこさデザイン→制作となります。

その内容の一番中核になるものを私なりに読み取り解釈して図案化していき、見た人に伝達できるロゴにしていくのが、私にとってのロゴデザイン。

そんな工程を経て導かれたコンセプトは「光の木々を植樹する」でした。光り輝く石たちがたどり着いた先々で、手にした人の人生に光を与え、その人そのものも光となっていくような、そんなイメージが浮かんで。

そのコンセプトに行き当たった瞬間、すごい「これだ!」感を感じて、その時の私は自分でも目がキラキラしてたんじゃないかと思います。何案もデザインが湧いてきて、ひとつに絞るの大変だった!

でも、あーでもないこーでもないと、クライアント様と悩んだ時間も楽しかったです。最終的に選ばれたこのロゴは、人(木)の中に原石が内包されている姿をデザインしたもの。

「誰しもが原石」と言うタイトルまでついてます(笑)。

ご提出したコンセプトの解説:

「Gem Tree」にて取り扱う「Gemstones石」は、人を癒し元気付け、

手にした人びとの人生にすら影響を与えると言っても過言ではない素材。

その輝く「光」こそが、地球の歴史において長きにわたり人の心を魅了

してきました。山々に植樹することのように、本来の姿へ戻し瑞々しさを

与え、「生」を生きる道へ導くと言うそんなイメージが浮かびました。

「光の木々の植樹」。石を手にした人々全てが、光の木そのものとなること

を、またその石たちがより多くの人々の手に渡ることで、より広い範囲の

山々が光(緑)に覆われることを願いデザインしました。

【追記】その後、「Gem Tree」から「L'arbre Gems」(ラルブル・ジェムス)に
ブランド名が変わりました。意味は同じでフランス語です。


どんなクリエーションでも同じですが、愛情も愛着もたっぷり♡カードに仕立てた姿を見てまた愛おしくなるんですよねぇ。これからどんなアイテムになっていくのか、楽しみでしょうがないです!

ロゴは、ただ単にカッチョいいマーク作るぜ!って言うものではないです。
すでに掲げているコンセプトに加え、これから向かいたい姿を反映させ、見る側に対してその意図を伝える、とても大事なツールだと私は思っています。


コンセプトの視覚化+記憶アイキャッチ+自分に対する宣言

私が思うロゴの役割。

「自分に対する宣言」ここ重要。

ロゴが先頭きって前を進んでくれて引っ張っていってくれる様な、はたまた戒めになったり元気付けになったりする。とても根本的で本質的なところをついてくる「戻る場所」の様な存在だと思っています。

毎度毎度、新たなご依頼をいただくたびに、その時の私の全力で向き合っています。そして、プラス楽しむことも忘れずに!自分と言う素材を最大限活かせる様に。

そんなふうに生まれてきた作品たちは、愛でしかないし光でしかないんです。

今回のお客様のカラーストーンが誰かの手元に行くたびに、世の中に光が増えていきます。私はそう信じています!

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