言ったもの勝ち
お久しぶりです。
体調を崩されていたようで。
その後の経過はいかがですか?
一日も早く体調が回復すること心からお祈りしております。
そういえば、yさんは最近世間で流行っている、スピリチュアルやヒーリングとかいうものに強く興味持ちいろいろ調べていると聞きました。
そういえば私と会った時にいろいろ聞いてましたね。
あれから早いものでもう1年になります。
私も世にいう霊感(あるならば)というものが人よりかは本当に少しだけあるのかも知れません。
私がこの説明のつかない力を
正直分からない。
そういうものがあるのかも知れないし、もしかしたら単なる脳の誤作動かも知れない。
と言ったときにあなたは納得いかないという顔をしました。
そして、興奮気味にこう言いました。
”そういう力はをもっと活用すべきだ。”と。
私は決してそうは思いません。
他人から見えないその力(?)は、その現象を述べた人だけのものとなり、
相手の感性すらも飲み込み、そして時と場合にはよっては惑わし混乱におとしめます。
私の友人には様々な人がいます。
実業家、国家公務員、演出家、音楽家、画家、現代芸術家、士業を行っている人、学校の先生、武道家・・・。
皆さん、その人なりの能力をフルに発揮し仕事なり、創作活動に励んでいます。
私には言わせればそれこそが力だと思います。
実業家は、会社としてそのイメージを具現化し、
公務員は国民のために国家という姿を具現化し、
演出家・音楽家・画家・現代芸術家は、やはりそれぞれの抽象化されたイメージをなんらかの形で具現化し、
皆さん、自分の持っているエネルギーを具現化してます。
その人しかできないこと。
そして自分の立っている場所が自分で確認ができ、周りからも見る事ができる。
その昔、ゴーダマ・シッダールタという人が、
天上天下唯我独尊
と生まれてすぐ言ったそうです。
(この発言は伝説でしょうし、この意味に関してはいろいろ説があります。)
私はこの言葉は、
この世で全ての命はかけがいの無いものである。
だからこそ、この生まれた事に感謝し私のすべき事にこの命を燃やす。
と解釈しています。
霊能力といういもので人が救われるという事もあるでしょう。
事実、そうやって助かっている人もいます。
そういう力があるかどうかは証明をすることが難しいでしょうし、まったく無いと言うことも難しいでしょう。
だから否定はしません。
しかし、それは先にも述べた通り他人の感性に依存をし自分の人生をあまりにも任せてしまっているのではないでしょうか。
他人のそんな解りづらい能力を羨ましがる前に、ご自身にすぐれた力があることを知って下さい。
あなたは、この国の子ども達だけでなく、あなたのおばあさまの国の子どもたちにも
あなたの今回の体験を通じて得たものをそれぞれの言葉で伝えることこそが、あなたのすべきことではないでしょうか。
あるかないか分からない世界に、引き込まれ、囚われ、身動きができなくなる前に。
あるかないか分からない世界に、自分の人生を左右されず、自分の人生は自分で作り歩いて下さい。
あなたの真の能力を生かし続けて下さい。
yさんしかできないことをやって下さい。
病気になることもそれはいろんな原因でそれに対して体が自然になったこと。
”何か”の所為でもないし、”誰か”の所為でもないと思います。
今は、心静かに体を治すことだけを心がけて。
お大事にして下さい。
またお会いできるのを楽しみにしています。
H.M.