ミラ
ダイハツの車ではございません。
16日のニュースより。
【8月16日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は15日、銀河進化探査衛星GALEX(Galaxy Evolution Explorer)が撮影した変光星「ミラ(Mira)」の画像を公開した。この星は、長さ数百万キロに及ぶ「尾」を持ち、新しい銀河系の「種」をまき散らしながら進むという。
ラテン語で「不思議なもの」を意味する言葉に由来する「ミラ」は、400年にわたって科学者たちの注目を集めてきたが、実際に「尾」が撮影されたのは今回が初めて。すい星状の「尾」の長さは約13光年で、その距離は太陽から冥王星までの2万倍に相当する。
続き
AFPBBより引用
<参照>
NASA JPL News Releases
Speeding-Bullet Star Leaves Enormous Streak Across Sky
幼稚園のころ、母に冬の星座を教えてもらったことで天体が好きになりました。
そして図鑑を買ってもらいぼろぼろになるまで読みました。
子どものころは天文学者になりたかったんです。わたし。
その図鑑の中で強烈に印象に残っているのが、この”ミラ”です。
とういのも”ミラ”は変光星という種類の星で、ある周期で大きくなったり小さくなったりするそうです。それこそ生きているかのように。
既に晩年の星で、いずれは爆発するかなにかして消えて行く運命なのですが、
この大きくなったり小さくなったりするとういのは幼稚園の私にはもの凄く奇妙で不思議なものでした。
太陽と同じ恒星なのに、大きくなったり小さくなったり。
太陽が大きくなったり小さくなったりしたらどうなるんだろうと子どもながら不安を覚えた記憶があります。
また、ミラはトレミー48星座でいうところの”くじら座”を構成している星の一つです。
このくじら座の物語と図鑑に載っていた挿絵が強烈(正直怖かった)で、その印象を強くしている理由もあります。
このくじら座のクジラはギリシャ神話に出て来るお話でして、
岩にくくり付けられた生け贄アンドロメダを食べようとするクジラ
(これは私たちが知っているクジラではなく海の怪物として描かれています)
を倒すため勇者ペルセウスがメデューサ(髪が蛇の妖怪。目を見ると石になってしまう。)の首を持ってクジラと戦います。
その時メデューサの首をクジラにかざしクジラを石に変えてしまいました。
(死んでもメデューサの力は生きていたんですよ。普段置いておくときは目隠しでもしているんですかね。)
それを見ていた神ゼウスが、クジラを宇宙にあげて星座にしたそうです。
(私の記憶なので間違いがあるかも)
ちなみに、この後ペルセウスとアンドロメダはラブラブになり夫婦になります。
そりゃものすごいピンチ助けられたら惚れますよ。
ハリウッド映画みたいですね!w
のちに二人とも星座になっています。
話がずれましたが、このミラの”尾”は凄いです。
太陽から冥王星までの2万倍って・・・。
太陽から冥王星までの距離だってけっこうあるのに、その2万倍。
宇宙は広いっす。
ミラは今、最後の力(?)を振り絞って燃えているんでしょうね。
宇宙旅行したい{%meteor_a%}